伯耆町の「溝口春の彼岸市」(実行委員会主催、同町、同町商工会共催)が、伯耆溝口駅前広場で開かれた。
1925(大正14)年に農具市として始まった伝統行事で、生活様式の変化に伴いその内容も変化しながら続いてきた。
駅前広場に設けられた特設ステージでは、鬼面太鼓や傘踊り、溝口保育園児のダンス、溝口中生徒有志のダンス、荒神神楽、バンド演奏などさまざまな演目が披露され、大勢の来客でにぎわう会場を盛り上げた。
大会の本部バザーでは、実行委員会の焼きそばやうどんの販売、商工会による地元の特産品の販売が人気を集めていた。
また、働く緊急自動車体験会のコーナーもあり、乗車体験や子ども衣装体験ができ、多くの親子連れでにぎわった。
駅前広場から続く町中にはたくさんの屋台が並び、買い物を楽しむ姿が見られた。
実行委員会は「園児から大人まで幅広い年齢層の方たちに出場していただいたステージが大変好評でうれしい。また次回につなげていきたい」と話した。