ヒエログリフ書けた 小中学生が体験教室 古代エジプト美術館展

 古代エジプトの文字、ヒエログリフについて学ぶワークショップが21日、鳥取市の鳥取県立博物館で開かれた。同館で開会中の「古代エジプト美術館展」(新日本海新聞社など主催)にちなんだ小中学生向けの体験教室で、訪れた親子連れなど約20人が、古代エジプトの文化に親しんだ。

 古代オリエント博物館(東京都)の高見妙教育普及員と田沢恵子研究部長が講師を務めた。古代エジプトの文字は4種類あり、このうちヒエログリフは、約5300年前から使われていたことなどを説明した。

 子どもたちは、ヒエログリフの読み方や書き方についての法則を聞き、ヒエログリフの50音表などを参考に、実際に書くことに挑戦した。初めて学ぶ言語に頭を悩ませながら、古代エジプトで使われていた「パピルス紙」に自身の名前やワークショップの日付を書いていった。

 鳥取南中1年の轟健大朗さん(12)は「ピラミッドなどのエジプトの歴史が好き。難しかったけど勉強になった」と満足そうに話した。

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