氷ノ山の魅力 写真で感じて 八頭・大平さん展たくみの館で開催

 若桜町屋堂羅の若桜郷土文化の里たくみの館で、大平一郎さん(73)=八頭町用呂=の写真展「氷ノ山と周辺の山々」が開かれている。鳥取、兵庫両県にまたがる日本二百名山の氷ノ山(標高1510メートル)を、さまざまな角度や方面から写した35点が並ぶ。29日まで。

 大平さんは明治大の山岳部OB。新日本海新聞社を退職後に山登りの趣味を再開し、ネパールやニュージーランドなど国外にも足を延ばしている。

 会場には10年ほど前に撮影した写真を展示。頂上付近のササ原や峠を少し登った眼下に見える鉢伏高原、若桜町湯原から見える風景などを捉えている。陣鉢山や遠見山といった周辺の山々の作品もある。

 大平さんは「頂上の展望がいいところや、山登りが静かに楽しめるところなどが氷ノ山の魅力。いろいろな見え方があると感じてもらえれば」と話す。

 また、同館2階では、石塚立雄さん(71)=八頭町北山=の写真展「諸鹿渓谷諸鹿七滝」も開催中で、自然の静けさや力強さを感じさせている。

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