鳥取市青谷町青谷の青谷高の1年生46人が9日、青谷海岸でゲーム形式のごみ拾いに汗を流した。清掃活動を通して、社会の一員としての自覚や地域貢献の精神を育んだ。
10グループに分かれ、約30分間でごみを拾い、集めたごみの総量を競った。生徒らは海岸に漂着したペットボトルやちぎれた漁網、海藻などを集めて、燃えるごみとプラスチックごみに分別してごみ袋にまとめた。
全員で計約60キロのごみを集め、そのうち22・25キロのごみを拾ったチームが1位に輝いた。
松井凛音(りん)さん(15)は「意外とごみがいっぱいあった。海岸がきれいになったし、同じグループの仲間とも仲良くなれた」と話した。
清掃活動は今年で12年目。将来の進路について考える1年生の必修科目「産業社会と人間」の一環として実施した。