画材、作風異なる表現豊かな作品群 鳥取市絵画教室「流」展

 鳥取市の絵画教室で学ぶ生徒によるグループ「流(りゅう)」の作品展が1日、同市南隈のコミュニティプラザ百花堂で始まった。山陰の四季の風景や人物画など25点が会場を彩っている。5日まで。

 森絵画研究所(森茂樹主宰)の有志5人が作品を持ち寄り展示。同研究所の「自由に楽しむ」の理念のもとに描かれた、画材も作風も異なる多彩な作品群が並ぶ。

 馬場貴さんの「鳥取城跡(石垣)②」は、そびえ立つ石垣とちりばめられた桜の花びらが、荘厳さと戦乱の世のはかなさを感じさせる大作。林から見える池の風景を描いた橋本百合子さんの「サイレント」は、モノクロを基調とした絶妙な色使いが、見る人の想像をかき立てる。

 橋本さんは「ルールに縛られず自由に活動している。人に見てもらって初めて作品として完成するので、感想や意見をもらえたら」と話している。

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