青パパイア料理 手軽においしく 倉吉農高生が試食会

 倉吉農業高の生物科園芸コース野菜専攻3年生4人が、冷凍した青パパイアを使った料理の試食会を開いた。生産農家や管理栄養士が出席し、出来栄えを確かめながら今後の取り組みについて話し合った。

 同専攻では課題研究として青パパイアの栽培や加工品の開発に取り組んでおり、今年は収穫後の長期販売に向け、冷凍後の調理方法を検討していた。試食会には青パパイアを餡(あん)に混ぜ込んだ肉まんと、あく抜きの時間やカットのサイズを変えた2種類のカレーを用意。参加者は「手軽で食べやすい」「おいしい」と上々の反応を見せた。

 鳥取短期大(倉吉市)で栄養学などを担当する石賀安枝助教は「他にも青パパイアが主役になれる料理を考えてみては」と提案。浜千尋さん(17)は「いろいろな活用方法を考えて青パパイアを広めていきたい」と意気込んだ。今後はさらに研究を重ね、地元の飲食店にレシピを提供する予定。

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