鳥取市雲山のアマチュアカメラマン、高田啓一さん(74)の写真展「イタリア」が同市片原1丁目の中電ふれあいホールで開かれ、市民の様子や風景を捉えた作品が来場者を楽しませている。3日まで。
2013年3月、旅行でイタリアに1週間滞在し、各地で撮影した写真を展示した。火山の噴火で焼失したポンペイの遺跡やピサの斜塔といった歴史的観光名所をはじめ、有名ブランドのショーウインドーを清掃する人や、高速鉄道ユーロスターが乗り入れるフィレンツェにある駅構内など、さまざまな視点で切り取った53点が並んでいる。
高田さんは「イタリアでは、カメラを向けてもにこやかに対応してくれる市民が多かった。写真を見ながらイタリア旅行を楽しんでもらえたら」と話した。