米子市旗ケ崎の住吉公民館で学習講座「初めての七宝焼」が開かれた。講師は七宝焼歴40年の吉田鈴谷さんで10人が受講した。
七宝焼とは銅、銀などの金属素地に、七宝用の絵の具であるガラス質のうわぐすりを乗せ、800度前後で焼き付けて装飾する工芸品。
受講者はスプーンやペンダントなどの七宝焼に挑戦。自分好みの色のうわぐすりを色が混ざらないよう丁寧に乗せ、電気炉で約2分焼き上げた。出来上がった作品はその日に持って帰る。
吉田さんは「七宝焼は子どもからお年寄りまで誰でも気楽に挑戦でき、世界に一つだけのものができるのが魅力」と話した。