智頭町智頭の智頭農林高で、赤ちゃんと触れ合い命の大切さを考える授業が行われた。2年生24人と、生後5カ月~2歳8カ月の赤ちゃんと母親5組が参加し、赤ちゃんと遊んだり母親と話をしたりしながら、妊娠や出産、育児について学んだ。
育児中の母親と子どもたちが一緒に活動する団体「コトモニ」の協力で実施。赤ちゃんの成長を見てもらおうと、今年2月にも赤ちゃんと触れ合い事前学習をし、今回の授業に臨んだ。
ミニカーや読み聞かせで赤ちゃんと遊んだり、母親らに普段の育児について聞いたりした。生徒らは「かわいい」と言いながら、笑顔で赤ちゃんと楽しい時間を過ごした。
西川龍汰朗さん(17)は「前回よりも大きくなっていて、短期間ですごく成長するんだなと思った。自分もこういう時があったと考えると、育ててくれた母親にありがとうと伝えたい」と笑顔。コトモニの竹内麻紀さんは「生徒たちの成長も感じることができ、こちらの方が元気をもらえた」と話した。