関西あの人この人

ピース&ラブ テーマに歌う 歌手・高橋樺子さん

2020年11月11日
「大好きな歌を通して地道にボランティア活動も続けたい」と話す樺子さん

 「白樺(しらかば)の“カバ”という字を使うので、“ハナコ”なのに先生からは“カバコ”と呼ばれるんですよー」と笑顔を浮かべる。樺子さんは、歌好きの父親の影響を受けて幼い頃から歌が大好き。

 関西歌謡大賞(レコード商組合主催の音楽祭)でグランプリ受賞をきっかけに、審査委員長・もず唱平さんの門下生となる。2011年6月、東日本大震災復興支援ソング「がんばれ援歌」でデビュー。その抜群の歌唱力で人気は急上昇中だ。

 この作品は作家の音楽著作権料が全額支援団体に譲渡されており、現在もこの歌で地道なボランティア活動を続けている。その間、12年12月「ブラジル紅白歌合戦」にゲスト出演した。

 14年6月「そんなに昔のことじゃない」を発売。前作の「がんばれ援歌」に通じる“人生の応援歌”。カップリング曲「サラエボの薔薇(ばら)」は、樺子さんがモットーとする“ピース&ラブ”をテーマにした作品。

 15年、戦後70年の年に平和の尊さを訴える祈念歌「母さん生きて」(作詞・もず唱平、作曲・鈴木潔)がリリースされた。この歌はもずさんの父が2次被爆した実話から誕生した。発信地である広島では「七十年目の鎮魂〜もず唱平・母さん生きて」が、テレビで紹介された。カップリング曲「向こう岸」は世界平和を願った歌。

 デビュー以来、歌による戦争と平和を検証、沖縄県・グアム・サイパン・テニアンなどの戦跡巡りを行っているが、「好きな色は赤。好きな食べ物はハンバーグとプリン」と自然体のごく普通のお嬢さん。

 15年12月には、一般社団法人・日本音楽健康協会の音楽健康指導士の資格を取得。その後、健康うたの体操「悲しみを溜(た)め込むな」を発売し、ステージでも「動きやすいトレーニングウエアで歌うなど、音楽で健康寿命を延ばす活動にも取り組んでいます」。和歌山県出身。



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