トレンド特急便

圧巻360度パノラマ水槽

京都水族館クラゲ新展示エリア
2020年7月18日

繁殖や研究作業公開も

約1500匹のミズクラゲが漂う360度パノラマ水槽
クラゲの繁殖や研究を行うオープンスペース
優雅に漂うパシフィックシーネットル

 京都市下京区の京都水族館で16日、クラゲの新しい展示エリアがオープンした。園水族館協会加盟の水族館が公表している飼育展示数としては西日本最多という20種以上、約5千匹を展示。幻想的な360度パノラマ水槽や研究作業を公開するなど、趣向を凝らした展示内容になっている。

 新エリア「クラゲワンダー」は約350平方メートルで、最大の見どころは直径約6・5メートル、高さ約2・4メートルの360度パノラマ水槽「GURURI(グルリ)」。色鮮やかな照明演出で、約1500匹のミズクラゲの透き通った生体を鮮明に映し出す。

 繁殖や研究などの作業を行うオープンスペース「京都クラゲ研究部」では、スタッフとじかにコミュニケーションが取れ、オープン時は国内では展示が少ない「ケムシクラゲ」「ジュズクラゲ」を紹介。水槽ではうまく泳げるように水流を発生させており、「パシフィックシーネットル」などの優雅な姿も見どころだ。

 同水族館は開業当初から地元京都の宮津湾で定期的にクラゲの調査、採取を続けている。飼育技術も向上し、新型コロナウイルスの影響で約3カ月遅れたが、満を持してのオープンを迎えた。

 クラゲ飼育担当の河崎誠記副館長は「水族館で1日のうちに何十、何百と生まれ、そのクラゲたちの一生に寄り添い飼育していくのがスタッフの一番のやりがい。小さな段階で見ていただくのはなかなか難しいが、見ていただけるものはなるべく展示していく」とアピールしていた。



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