トレンド特急便

「ウルトラマン」の系譜展 特撮技術のDNA感じて

2020年12月9日

ひらかたパーク、1月31日まで

実際の撮影に使われたウルトラセブンのマスクなど貴重な品々が並ぶ
スモークや色とりどりの電飾で迫力ある演出の中、会場中央の舞台には歴代のウルトラマンがずらりと並ぶ

 「特撮のDNA−ウルトラマン Genealogy」展が枚方市のひらかたパークで開かれている。東宝の特殊撮影(特撮)技術に焦点を当てた展覧会の一環で2016年にスタート。9月の東京展に続き、ウルトラマンをはじめとしたウルトラシリーズを題材に、当時使用されていた衣装などを展示している。

 ウルトラシリーズとは1966年に「ウルトラQ」でスタートした特撮テレビドラマ。ウルトラマンやウルトラセブンなど昭和から平成、令和と3世代50年以上、多くの人に愛されている。今回の展示はGenealogy(系譜)として、歴史をたどる内容となっている。

■飛行ポーズで出迎え

 入り口をくぐると、当時のスタッフ、キャストらのサイン入りの歴代ウルトラマンの写真が出迎えてくれる。天井には飛行ポーズの初代ウルトラマンの展示もある。

 会場の中央には舞台が設けられ、12人のウルトラマン像がずらり。10分に一度、劇中で使用された曲とともにスモークや赤や青の電飾で、故郷の「光の国」をイメージした迫力ある演出で彩られる。その周囲を各番組で使用した小道具などが並ぶ。

 66年放送のウルトラマンのコーナーには、主人公ハヤタ隊員用の科学特捜隊の衣装や、武器の一つ「スーパーガン」の本物が。67年放送のウルトラセブンのコーナーには放送に使用されたマスク、ミニチュアが間近で観察できる。

 ウルトラマン80(80年放送)といった昭和時代から、ウルトラマンティガ(96年放送)をはじめとした平成シリーズまで、一連の作品がくまなくフォローされている。そのほか、ウルトラシリーズではない快獣ブースカ(66年放送)の資料もあり、円谷プロダクションの特撮技術の一部を時系列で見ることができる。

■怪獣ゴモラ初展示

 大阪展の見どころはウルトラマンの26、27話に登場し、大阪城を破壊した怪獣ゴモラがバルタン星人、ケムール人の着ぐるみとともに初展示。大阪ゆかりの怪獣とともに写真撮影も楽しめる。

 巡回展のアンバサダーを務め、平成ウルトラセブン(94年放送)でハヤカワ・サトミ隊員を演じた女優の鵜川薫さんは「実物の迫力があり、何時間でも見ていられる。新型コロナウイルス拡大の中、ウルトラマンたちのパワーを感じてほしい」と呼び掛けている。

 開催期間は来年1月31日まで。12月19日までは土日のみ開催、以降は同パークの休園日以外は開場する。時間は午前10時から午後6時(12月31日は午後5時)まで。入場料は一般(18歳以上)2千円、小人(6〜17歳以下)が千円。



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