2021年1月18日

「ろくろ体験」人気 第35回春の山陰民窯展

 米子市西福原2丁目の米子天満屋で開催中の「第35回春の山陰民窯展」(実行委員会、新日本海新聞社主催)で、「ろくろ体験」が人気だ。記者も国造焼窯元(倉吉市不入岡)の山本佳靖さん(39)の指導で、手動の回転ろくろを使ったマグカップ作りに挑戦した。

 人生初の陶芸体験に気合は十分。まずは粘土の中央に穴を開け、ろくろを回しながら親指で底まで広げて見よう見まねで形を作っていく。続いて側面を整えるが、記者がろくろを回すほど粘土は横に広がり、茶わんのような形に。

 焦っていると山本さんが「つまんで土を合わせるようにすると、広がらず上に伸びますよ」と手本を見せてくれた。茶わんになりかけていた粘土はあっという間にマグカップの形に戻り、プロの技に感心しきり。

 形ができたら弓と呼ばれる道具で縁を切り整える。垂直に弓を差し込み、手を固定すればろくろを回すだけできれいに切り落とせるそうだが、高低差のある仕上がりとなった。

 側面に取っ手を取り付け、完成。想定より大きく仕上がり、茶わんのようにも見える。「焼くと縮むので、少し大きいかなと思うサイズでも大丈夫」と山本さんに励まされ、焼き上がりを楽しみに体験を終えた。(平塚千遼)

 ◇山陰民窯展は25日まで。ろくろ体験は24日まで毎日午後2時から行っている。