2021年10月27日

青パパイア初収穫 「予想以上の出来」給食で提供へ

 特産品化を目指して日野町で今年から試験栽培している青パパイアが収穫期を迎え26日、地元児童が収穫作業を体験した。29日に町内の小中学校の学校給食で提供される。

 手掛けたのは4月に町内の若手農家ら6人で発足した「奥ひの青パパイア研究会」。町の財政支援や倉吉農高、農業改良普及所の助言を受けながら町内12カ所で500株を栽培した。

 この日、会場となった同町黒坂の農地では「ベニテング」8株を栽培。5月下旬の定植時に高さ約30センチだった苗木は約2メートルまで成長し、1株に10~20個の実が成った。「初年度としては予想以上の出来」(研究会)だという。

 収穫体験は根雨小5年の5人が参加。研究会がはさみで幹から切り離したパパイアを児童が両手で受け止めた。重さは約600~千グラムあり、児童は「重い」と歓声。白い樹液や空洞になっている茎を興味深そうに観察した。高橋颯さん(11)は「どんな味か楽しみ」と話した。

 収穫は霜が降りる時季まで続け、並行して加工品の開発や販路開拓にも取り組む。研究会の川北皓貴会長(27)は「来年は気温に気を付けながら定植を1カ月早め、より多く大きいものを作りたい」と話した。(本高屋修)