2022年1月4日

二十歳 未来へ一歩 鳥取県内11市町村で成人式

 10日の「成人の日」を前に、鳥取県内11市町村で3日、成人式が開かれた。各自治体は事前の抗原検査や当日の検温など新型コロナウイルス感染対策を徹底し集合開催で実施。晴れ着やスーツに身を包んだ新成人たちはマスク姿で友人と語らい、新しい一歩を踏み出した。

 昨年はコロナ禍で延期やオンライン開催が相次いだが、今年は各自治体がPCR検査や抗原検査での陰性確認、ワクチン接種証明書の確認などを行い、新成人を迎えた。出席者は式典前に記念撮影をしたり、近況を報告し合ったりして久しぶりの再会を喜んだ。

 鳥取市では1232人が参加。とりぎん文化会館内の4会場で分散開催した。ヴェルスパ大分所属のプロサッカー選手、高橋祐翔(ゆうしょう)さん(20)が「一歩一歩希望に向かってまい進したい」と決意表明。深沢義彦市長は「未来を切り開く原動力になってほしい」とエールを送った。

 倉吉市は倉吉未来中心で開催。出席者301人を前に、石田耕太郎市長は「倉吉で生まれ育ったことに誇りと愛着を持って」と呼び掛けた。門脇由依さん(20)と矢吹勇斗さん(20)が「社会を担う私たちが世の中を引っ張る責任がある」などと抱負を語った。

 米子コンベンションセンターで行われた米子市の式典には914人が出席。伊木隆司市長が「育った米子を誇りに思い、挑戦する人生を送って」と祝辞。新成人代表の自衛官の青木裕平さん(19)が「感謝を忘れず成長する」と誓った。

 例年8月に開催している日野町は、昨夏の感染状況を踏まえ、この日に延期し行った。対象21人のうち14人が出席し門出を祝った。

 県教委によると、県内の本年度の新成人は5408人で、昨年度より233人少ない。9日には境港市や三朝町、岩美町など7市町が成人式を開催。伯耆町は昨年10月に実施した。(取材班)