痩身目的等のオンライン診療トラブルに注意!

全国の消費生活センター等には、痩身目的等のオンライン診療について、説明不足や解約・返金等のトラブルに関する相談が相次いでいます。処方薬、副作用の説明や基礎疾患の問診が十分でないまま、初診時に数カ月分の処方薬が処方されるなど、厚生労働省が作成した「オンライン診療の適切な実施に関する指針」が遵守されていないケースや、処方薬の定期購入の中途解約に一定の条件がある場合であってもその説明が不十分なケースが見られます。

●相談事例

・オンライン診療で処方されたダイエット治療薬が糖尿病治療薬だった。

・基礎疾患の問診が不十分なまま、処方薬を強く勧められた。

・他の薬との飲み合わせや副作用の説明がなく、キャンセルもできない。

・基礎疾患の問診がなく、処方された薬で副作用が出た。

・処方薬が意図せず定期購入になっていた。

・オンライン診療サイトの運営事業者と医師(クリニック)の役割が判然としない。


●消費者へのアドバイス

・痩身目的等のオンライン診療を受診するときは、処方薬も含めて医師からしっかり説明を受けましょう。

・糖尿病治療薬は痩身目的の使用に関して安全性と有効性は確認されていません。

・解約条件等について申し込み前によく確認しましょう。


詳しくは国民生活センターのホームページをご覧ください。
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20231220_1.html


困ったとき、不安に思ったときは、消費者ホットライン188にご相談ください。身近な消費生活相談窓口につながります。

情報発信:鳥取県消費生活センター

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