「日本海新聞ふるさと大賞２０２３」の南部町の部表彰式が２６日、同町役場法勝寺庁舎で開かれ、地域貢献賞１団体、スポーツ文化功労賞１人が表彰された。
地域貢献賞を受賞したのは「よつ葉の会」（入江麻知子会長、７人）。男女共同参画推進を図るために、発信型の啓発活動を実施。全町民に届くよう町内のケーブルテレビ放送を活用し、自作した啓発動画を発信している。
スポーツ文化功労賞は、岡村泰雅さん（１４）＝南部中２年＝が受賞。２０２３春季全日本空手道選手権大会で優勝。第４回韓国極真国際オープン大会と、２０２３極真空手道連盟極真館カザフスタン世界大会で準優勝するなど、国内外で優秀な成績を収めた。
表彰式には、陶山清孝町長や日本海新聞ふるさと創り事業団の篠原天理事と地元の販売店主らが出席。陶山町長が「よつ葉の会は、これからの社会の中で果たす役割についてそれぞれの立場から発信していただきたい。岡村さんは素晴らしい成績を収めた。さらに精進してください」と祝辞を贈った。
受賞者を代表して岡村さんが「たくさんの人に支えられ、目標としていた世界大会に出場し、準優勝できた。今回の受賞が地域の皆さんの励みになることを願い、これからも一層の努力をしていきます」と謝辞を述べた。
