身近な「政治」を取り戻す、世界をつくる実感を

国境を越える人々、「境界から」プロローグ

  •  ライン川に架かる橋の上で、今をより良く生きるための「世界の見方」について語る松村圭一郎さん=2023年10月、フランス・ストラスブール(撮影・松井勇樹、共同)
  •  ライン川に架かる橋を背景に、国境を越える人の移動について話す松村圭一郎さん=2023年10月、フランス・ストラスブール(撮影・松井勇樹、共同)
  •  フランスからドイツを望むライン川の岸辺で話す文化人類学者の松村圭一郎さん=2023年10月、ストラスブール(撮影・松井勇樹、共同)
  •  松村圭一郎さんが2006年に調査したエチオピア西部の農村の暮らし。異なる民族や宗教の人も一緒にコーヒーを楽しむ習慣がある(松村さん提供)
  •  海上で救助され、イタリア・ランペドゥーザ島に到着した移民ら=2023年9月(ロイター=共同)

 私たちはどこに向かうのだろうか。世の中はグローバル化して便利になったが、人のつながりや幸福感はむしろ薄れたようにも思える。世界のさまざまな領域のはざまで生きる人たちの物語を伝える国際企画「境界から」...

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