炎天下 限界に挑戦 過酷レース 4年ぶりフルコース 第41回全日本トライアスロン皆生大会

 鉄人レースの国内発祥の歴史を持つ「第41回全日本トライアスロン皆生大会」(皆生トライアスロン協会主催、新日本海新聞社特別後援、スポーツ振興くじ助成事業)が16日、鳥取県西部6市町村を舞台に開催された。炎天下で個人932人、リレー49組がスイム、バイク、ランの順で総延長183キロのレースに挑んだ。

 

優勝は男女とも和歌山勢 井辺、高橋V3

 個人・男子は、井辺弘貴(28)=和歌山県=がランで後続を引き離し、8時間12分36秒で大会3連覇を達成。同・女子は、高橋真紀(31)=同=が危なげないレース運びで8時間53分21秒をマークし、3年連続で女王の座に就いた。

 リレーは、カタセイコンパーニョ(近藤至宏、片岡敏一、深田誠)=鳥取県=がトップでフィニッシュテープを切った。

 鳥取県勢のトップは金沢純(45)=米子市=が9時間14分48秒で、前回大会から順位を上げ総合13位。安達元宏(43)=同=は同24位で、引野慎也(47)=同=が同25位だった。

 競技はスイム3キロ、バイク140キロ、ラン40キロで、午前7時に米子市の皆生海岸をスタート。中国地方最高峰の大山の麓をバイクで駆け抜け、弓浜半島をつなぐ白砂青松の弓ケ浜サイクリングコースなどを走って、フィニッシュ地点のどらドラパーク米子陸上競技場を目指した。

 大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止や縮小が続いたが、今年は4年ぶりにほぼ従来通りのコースに戻し、ボランティアの支援や観客の声援にも制限を設けないで開催した。

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