美身伝心

夏のトラブル対策・肌編

2017年8月11日
汗はこまめにふき取ることが大切

 とにかく暑い夏。少し動いただけでも汗が噴きだしてしまいますよね。

 汗をかくことは体温調節のための大事な機能。とはいえお化粧が崩れたり汗染みができたりと何かと困ることも多いです。また、汗をそのまま放置しているとお肌にも悪い影響があることをご存じでしょうか。

 人の体は常に熱を作っており、暑い時は熱が体にこもらないよう排熱するために汗をかきます。汗には水分のほかにナトリウムなどの電解質が含まれています。大量に汗をかく夏はその濃度が高くなっています。そんな汗が肌に残ったり、放置して乾いたりしてしまうと、肌には思っている以上にダメージが。そして、そのままダメージが蓄積されると、秋以降の肌トラブルの元になることも。

 今週はそんな汗による肌トラブルについて解説します。

 汗をかくと、当然ですがお肌はじっとりぬれてしまいますよね。この時お肌はお風呂の後と同じ、皮膚がふやけている状態です。ふやけた皮膚は柔らかく、こするとすぐに傷ついてしまいます。またそのまま肌が乾いてしまうと、皮膚の中の水分まで一緒に失われてしまいます。その結果、汗をかいているにもかかわらず肌はより乾燥してしまうのです。

 汗は放置することなく、タオルやハンカチなどでこまめにふき取りましょう。その際は水でぬらしたものでふき取ったほうが熱を放ちやすく涼しくなります。

 汗をかいた肌はふやけた状態ですので、赤ちゃんでも使えるような肌に優しいものがおすすめです。素材は綿や麻など、吸水性や吸湿性の高いものを選ぶとよいですよ。

 また、汗をかいている時にも保湿は重要です。夏は皮脂の油分が過剰になるように感じるため、保湿を怠りがちですが、それは汗とともに失われる潤いをこれ以上逃さないようにと肌が過剰防衛しているせいなのです。さっぱりしたタイプの保湿剤をつかえば、油分を適度に保持し、夏の吹き出物は減少、秋以降のシミやシワなどの肌トラブルも防ぐことができるのではないでしょうか。

 『夏の汗は優しくふき取って保湿』を念頭に、残りの夏を乗り切りましょう。

 (大阪校・広山ちひろ)