関西あの人この人

社会に役立つ事業を

大阪わいずプランニング代表
西口 泰さん
2016年5月11日
「楽しみながら疾病予防の取り組みの先駆けになれば」と話す西口さん

 「50歳で起業して独立することを考えていました」

 この言葉のように長年務めた関西電力を退職し、「関西国際空港20年目の開港日に、大きく羽ばたくとの思いを込めて」2014年9月4日、大阪わいずプランニング(兵庫県西宮市)を興した。

 関電では入社以来、総務・広報分野を中心に10の職場、33年の業務を経験。日本電気協会の総会、本社社屋移転プロジェクト、大阪の都市ブランドの向上と観光誘客を目指した「OSAKA光のルネサンス」などの大型プロジェクトを担当した。「OSAKA光のルネサンスは手作りで始め、初年度は100万人の集客でしたが、今では300万人が集まるイベントとなりました」と振り返る。

 立ち上げた会社は健康、環境、観光、カルチャーの4分野の企画・コーディネートが中心。すでに各種専門家を講師に迎えたカルチャー講座事業は好評だ。

 そして健康事業でも5月3日には、今回で第18回目となる「高槻ジャズストリート」(同実行委員会主催)の開催日に合わせて「高槻健康ウォーキングストリート〜街中でヘルスケアしませんか!?」(ヘルスケア事業創出協議会主催)を企画し、事務局を務めた。

 全長約2キロのストリートにストレッチヨガ、ダイエット指導、アロマハンドマッサージ、足湯、健康測定、ウオーキングアドバイス、バイオ石けん・健康飲料の提供やヘルスケア会場を設け、健康に関するアンケートも行った。

 その意図について「ポテンシャルの高いジャズイベントの中で健康に関する社会実験を行い、楽しみながら疾病予防の取り組みの先駆けになればと企画しました。来年はアンケート調査をもとに行政、商工会議所、企業にも事業提案したい」と確かな手応えを感じている。