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| 御幸森天神宮に立つ「難波津の歌」の碑 |
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| 朝鮮半島文化の息吹が漂う御幸通り商店街 |
難波津(なにわづ)に 咲くやこの花 冬籠(ごも)り 今は春べと 咲くやこの花
大阪市生野区の御幸森天神宮境内に立つ歌碑に刻まれた「難波津の歌」は、百済(くだら)からの渡来人・王仁(わに)博士が祭神の仁徳天皇の即位を春の到来になぞらえて祝い、詠んだと伝えられている。
「この地は猪飼野(いかいの)と呼ばれ、古代より日本と朝鮮半島の人々が交流してきたところです」と歌碑の解説を読み、境内に面した御幸通り商店街のカラフルな門をくぐった。東方に約600メートル延びる通りにはキムチ店や精肉店がズラリ並ぶ。
「日本と朝鮮半島両方の良さを出せるのはここだけ」と御幸通り商店街の東地区で理事長を務める井上修範さん(46)。先月14日に開いた商店街の祭りは和太鼓と朝鮮太鼓が競演し、屋台は日本と朝鮮半島双方ののり巻きをそろえ、2万人の来場者をもてなした。
神戸のチャイナタウンに対抗する形で、御幸通り商店街が大阪の「コリアタウン」と銘打った1993年12月、商店主の間にはその構想に「半信半疑」(井上理事長)な面もあった。
在日韓国朝鮮人への偏見に対する慎重論がそういう思いを抱かせたが、2002年のサッカー日韓W杯や韓国ドラマ「冬のソナタ」のヒットをきっかけに現在は観光地として脚光を浴びる。
生野区は人口約14万人のうち約2割が韓国朝鮮国籍の住民で占め、コリアタウンは在日の“台所”でもある。年の瀬になると正月のお供え物を買い求め、一帯は朝鮮半島の生活文化が漂う。
「日本と韓国、朝鮮との友好、共生の時代が永く続くこと」を願って難波津の歌の碑は昨年10月、商店街の店主ら地元の人々によって建立された。










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