大阪24区予算拝見

 大阪市24区の各区が予算を通して取り組む独自の事業を随時紹介していく。

都島区 災害緊急連絡網強化

2016年4月23日

防災意識、能力向上を

トランシーバーの安定した電波状況を確保し、災害緊急連絡網を強化

 地域防災力向上を目指す都島区では、災害時のデジタルトランシーバーを使用した緊急連絡網の強化や、避難所の衛生対策物品の充実を柱とした「区防災対策事業」(予算287万円)と「地域防災活動活性化事業」(予算463万9千円)に取り組む。

 「区防災対策事業」は、大規模災害時の情報収集と分析が“いの一番”と捉え、トランシーバーの安定した電波状況を確保するために区役所屋上にアンテナを設置する。トランシーバーは現在、区役所に34台、区内9地域に3台を配備。職員も防災訓練などを通して、使用方法を学ぶなど防災意識、能力向上を図る。

 また「地域防災活動活性化事業」では、区内17カ所ある避難所のトイレ問題に向き合う。各避難所にはポータブルトイレ4台と汚物処理のための袋800枚を常備しているが、収容能力最大の2万人強を想定すれば限界がある。区では10年計画でトイレ問題解消に向けて着実に配備していく考えだ。

 まちづくり推進課の小田哲夫課長は「スピード感をもってやっていきたい」と話す。