大阪24区予算拝見

 大阪市24区の各区が予算を通して取り組む独自の事業を随時紹介していく。

北区 スクールソーシャルワーカーを配置

2016年5月4日

子ども・家庭・学校を支援

現場に向かって北区役所から出発する橋本さん

 「安全・安心で、区民の満足度・幸福度が高く、誰もが住みたい最も魅力的なまち」を目指す北区では、「子育て支援事業」(予算1467万4千円)でスクールソーシャルワーカー(SSW)を新たに配置した。

 同区ではかねて子育てに不安や悩みを持ち、孤立している保護者の早期掘り起こしや継続しての相談、支援に積極的に取り組んできた。しかし、小中学校の不登校や引きこもりへの対応には難しい側面があったという。

 昨年9月の時点で、小学校11人、中学校72人の不登校児童が確認されており、さらに予備軍は相当数いるとみている。学校だけでは解決困難なケースも増加傾向にあり、武市佳代福祉課長は「それぞれのニーズを吸い上げ、本人が自立できるように関係機関との連携を図りながら対応できる」と、SSWの活動に期待を寄せる。

 SSWとして「学校、地域のカラーを把握する」ために走り始めた橋本めぐみさんは「学校と相談しながらまずはニーズを掘り起こしていきたい」と現場で声を拾う。