大阪24区予算拝見

 大阪市24区がそれぞれ力を入れて取り組む新年度事業を順次紹介する。

西淀川区 子育て応援担い手育成

2017年4月11日

母親の孤立防ぐ場に

区役所1階に設けられた交流スペース「に〜よんステーション」

 「子育てを応援する担い手育成・地域連携事業」に709万2千円を配分した。年間に延べ1万人が利用する子育て広場を運営する民間への委託料が中心で、区役所内に設けた親子交流スペースの運営や地域内での住民相互の育児支援も進める。保健福祉課は「母親は孤立しがち。気軽に訪ねて育児の不安を取り除いてほしい」と狙いを説明する。

 区役所1階の旧食堂を改装し、2011年におもちゃやベビーベッドを備えた子育て広場「に〜よんステーション」を開設した。運営するのはNPO法人「にしよどにこネット」(同区)。地元で子育てを経験した保育士や助産師などの有資格者が数人常駐し、育児相談に応じる。母親同士の情報交換の場でもある。

 小児科医や離乳食の講座、防災や多文化共生など生活に役立つ地域の特性について学ぶ機会も。庁舎内にはハローワークもあり、区役所では就労支援にも結びつけたい考えだ。