大阪24区予算拝見

 大阪市24区がそれぞれ力を入れて取り組む新年度事業を順次紹介する。

淀川区 地域課題解決型の広報誌配付

2017年4月12日

顔見える環境づくり

地域課題解決型の広報誌配付をスタートさせた淀川区(淀川区役所提供)

 大阪市内で人口が2番目、世帯数がトップの淀川区は、単身世帯も多く、人の出入りも激しい地域。コミュニティーの希薄さが課題に挙がる。区は広聴・広報情報発信(3196万1千円)の中で予算拡充することなく、新たに広報誌配布を活用した高齢者や子どもの見守り、コミュニティーの活性化など地域課題の解決を図る。

 全戸に届ける区の広報誌「よどマガ!」の配布業務について、区内18地域のうち3地域でモデル実施。プロポーザル方式で選定し、十三と三津屋は地元の地域活動協議会、三国は民間企業がそれぞれ4月号から配布した。

 広報誌の配布を通じて住民とのつながりを深め、災害時や防犯などいざという時の支え合い、イベント情報の発信など地域活性化につなげる。

 区政策企画課は「コミュニティーが育ちにくくなっている中で、顔が見える環境をつくっていければ」と話し、他地域でも検討を進める構えだ。