澪標 ―みおつくし―

今月は「エア株主総会」します

金輪際セメ子
株式会社シカトキノコ取締役・広告文案家
2018年6月15日

 きょう6月15日は私の誕生日。42歳になります。42歳…。うそだと言ってよバーニィ。でも悲しいけどこれ、現実なのよね。とりあえずこの年まで、無事に生きてこられたことに感謝します。

 そして今月末は、うちの会社、シカトキノコの決算月でもあります。会社も生まれて4年。息子の成長は早いですが、会社の成長はゆっくりですね…。

 シカトキノコという会社は、夫の藤田ツキトが個人事業でやっていた「物々交換デザイン シカトキノコ」を法人化したものです。個人事業時代は、お金の代わりに物々交換でもデザインを請け負っていました。Webサイトのデザインと、タグ付きの越前ガニを交換したり。しかし法人化してからは経理上いろいろややこしいので、お仕事に対する対価はお金でいただいております。また住み開きデザイン事務所としてまちライブラリーを併設するなど、当時はいろいろ実験的なことをしていました。

 2014年の会社設立からは、広告デザインのほか、イベント企画や行政の芸術・文化事業、地域コミュニティ活性化のお手伝いなどを仕事にしてきました。とはいえ、おそらくはた目には「なにをしているのか(社名も含めて)よくわからない会社」だったと思います。自覚はあります。

 しかしシカトキノコは18年7月、再始動!これからは、「13球団目を夢見る文化集団」として活動します。

 13球団目を夢見る文化集団…とはなにか!?ご説明しますと、藤田ツキトは会社設立当初から「夢はプロ野球のコミッショナー」と言っていました。個人事業のデザイナーではNPBのコミッショナーにはなれないと思ったのも、法人化した理由のひとつです。そんな彼を中心に、野球を世の中のあれこれに絡めて、大阪の文化力を底上げする活動をしていく、それが新生シカトキノコの役割なのです。…やっぱりわかりづらいですね。でも意外なことに、「野球」というフレームをあてはめてみると、社会の課題を解決する方法がほんのりと見えてくるんです。野球でいうと、野球で考えたら…。野球に置き換えると、なぜか糸口が見えてきます。

 というわけで、なにやっているのかわからなさ加減は変わらないかと思いますが、目指す方向とやるべきことは見えています。これからちょっとずつ、「ああこういうことがやりたかったんやな」とわかってもらえるのでは…と思います。

 私は中学生のころ、野球選手の奥さんになるのが夢でした。高校を卒業したら近鉄ミルキーギャルになって、近鉄バファローズの選手と結婚しよう、そう思っていました(近鉄の選手なら手が届きそうと思っているところが、子どもながらいやらしいですね)。野球選手の奥さんという夢はかないませんでしたが、もし夫がNPBのコミッショナーになったら…。想像以上の大きさで夢がかなう日が、いつか来るかもしれません。

 新たにスタートする「13球団目を夢見る文化集団」構想は、今月27日に開催する「エア株主総会(という名の経営計画発表会)」でお披露目します。みなさんからどんな反応が返ってくるのかドキドキしつつ、なんか面白いことになって、なおかつしっかりもうかったらいいなあと思っております。

 (こんりんざい・せめこ、大阪市東成区)