月刊オリックス・バファローズ通信

走攻守で期待値高い新人 大城滉二内野手

2016年6月26日

極プレーで1軍定着 「10番」に恥じない選手に

「思い切ってプレーする姿を見せたい」と話す大城選手
走攻守にポテンシャルを秘める。本領発揮はここからだ

 走攻守で期待値の高いドラフト3位ルーキー大城滉二内野手(23)。1年目ながらシーズン序盤で早くも1軍に昇格し、奮闘している。プロでの課題や手応え、2016年シーズンの抱負を聞いた。

■思い切って

 −シーズン序盤から1軍に昇格。プロで感じた手応えは。

 うまくいったりいかなかったりは当然ありますし、いろいろ学ぶことばかりで勉強になっています。アマチュア時代と違い、ミスするとすぐ2軍に落ちることがある。チーム内で生き残るため、1試合1試合を大事に、どれだけ思い切ってやれるかが勝負ですね。ミスがあって、キャンプ中に2軍に落ちたのは自分の中では大きな出来事でした。

 −プロで感じた壁は。

 2軍落ちしたときはすごく落ちこみました。でも、逆に自分の足らないところが分かり、ファームでしっかり修正できた。今考えるとプラスだったのかなと思います。

 −見つかった課題は。

 技術はもちろん全然足りないが、一つミスをしても次のプレーに生かせるかが大事。ミスを連発してしまったことがあったので、それでどれだけ早く切り替えられるか。それはミスをして分かったことですね。

■大事な場面で

 −1軍の印象は。

 まだ出場機会こそ少ないが、代走だったり、大事な場面で出場することが多いので、そこでいかに積極的にできるかが大事。1軍で生き残るには思い切っていかないと。

 −50メートルを5秒9で走る俊足だ。

 バッテリーのうまさもありますが、走塁ではまだ他の選手と比べると思い切りに欠け、迷っているところがある。アウトになることを恐れていてはいけないと自分でも感じるところがあります。

 −打撃、守備面ではどうか。

 内外野両方やらせてもらっていますが、まだまだです。練習でうまくいっても試合でうまくいかないと意味がない。打撃では何打席か立たせてもらっているが、1軍の投手の球はレベルが違うので。球の速さもあるが、バッテリーで考えながら攻められている。それについて行けるよう練習でいろんなことを考えながら取り組んでいます。

■地元沖縄で試合

 −昨年12月の入団会見でも問われたが、「背番号10」はかつて、昨季限りで引退した谷佳知さん(現野球評論家)や元監督でもある岡田彰布さん(同)らが付けた。重みをどう感じているか。

 今まで偉大な先輩方が付けてこられた番号なので、それに恥じないような選手になりたい。10番を与えられたというのは少しは期待されているのかなと思うし、期待に応えられるようにという思いはありますね。

 −今月28、29日の東北楽天戦は、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇での主催試合だ。

 地元沖縄である試合なので、1軍選手として何とか出場したいというのは一つの目標ですね。親も親戚に大勢声を掛けてくれているみたいなので(笑)。思い切ってプレーする姿を見せたいですね。

 −今後の目標は。

 1年目でいろいろ経験させてもらっている。シーズン残り試合で出場機会をもらえれば、前半戦の反省も踏まえて自分のプレーができたらなと思います。長く野球を続けていく中で、結果も残していきたいですね。

 大城滉二(おおしろ・こうじ) 1993年6月14日生まれ。175センチ、72キロ。右投右打。内野手。沖縄県出身、興南高−立教大。2015年ドラフト3位でオリックスに入団、背番号10。ここまで1軍17試合に出場し、27打数6安打、打率2割2分2厘(24日現在)。