トレンド特急便

王道「あんこ」に注目

近鉄百貨店本店
2018年6月9日

16日は「和菓子の日」 和洋折衷から老舗商品まで

菓匠あさだの「くろとら巻き」。生クリームとつぶあんなどを組み合わせた
鶴屋八幡の「瀧つ瀬」は涼しげな見た目が特長

 6月16日の「和菓子の日」を控え、近鉄百貨店本店(大阪市阿倍野区)は、あんこを使った菓子をPRしている。和洋折衷の「あんスイーツ」から老舗和菓子店の商品まで幅広く取りそろえる。

 同店によると、和菓子の日は平安中期の848(嘉祥元)年に、仁明天皇がご神託に基づいて6月16日に16個の菓子や餅を神前に供えて疫病を除け、健康招福を祈って、嘉祥と改元したことが由来だという。

 同店では和菓子の王道ともいえるあんこに注目し、普段、和菓子をあまり食べない人にこの機会に親しんでもらおうと企画した。

 和菓子店「菓匠あさだ」の「くろとら巻き」は、しっとりと焼き上げた皮でつぶあんと黒糖の入った生クリームを包み込んだ商品だ。

 見た目はクレープのようでもあり、子どもから高齢者まで幅広い世代に食べてもらえると期待する。浅田英治社長(48)は「つぶあん、生クリーム、黒糖の組み合わせはなかなかない。おいしいので楽しんでほしい」とPR。

 また、和菓子店「鶴屋八幡」の「瀧つ瀬」は、上半分の層の道明寺羹(かん)に小豆を散らし、薄小豆色のようかんと重ねて、しぶきが上がる清流の流れを表現している。

 道明寺羹のつぶつぶした食感のファンも多く、また、口に入れたときに広がる小豆の風味も魅力だという。市川恵美子店長(40)は「大人の方に楽しんでもらえれば」と話す。

 ほかにも、洋菓子店「ケントハウスプリュス」の「抹茶とあんこのシュークリーム」や、和菓子店「仙太郎」の「玉露水羊かん」など、趣向を凝らした商品が用意される。

 販売期間は商品によって異なる。問い合わせは電話06(6624)1111、近鉄本店。