トレンド特急便

今年は「ご祈祷クッキー」

2018年6月16日

四天王寺大が合格グッズ オープンキャンパスで配布へ

学生のデザインを採用した2種類のパッケージ
四天王寺・元三大師堂で執り行われた祈とう

 四天王寺大(羽曳野市)は、学業成就・合格祈願グッズとして「ご祈祷(きとう)クッキー」を製品化した。14日に母体の和宗総本山四天王寺(大阪市天王寺区)で祈とうを受けており、7月以降に開催されるオープンキャンパスで“食べられるオリジナルグッズ”として来場者に配布。受験生の学業成就を願う。

 過去のオープンキャンパスでは来場者に文房具類を配布していたが、趣向を凝らした新たなオリジナルグッズ製作案が学内で浮上。2016年に大学・寺・菓子製造業者による共同企画プロジェクトがスタートした。

 日持ちするお菓子であることなどを考慮し、同年にせんべい、17年はラスクを企画し、ともに大勢の来場者に好評を得た。お菓子の製造は地域連携という点で地元業者に依頼しており、第3弾のクッキーは羽曳野市内で洋菓子・和菓子・パン製造販売を手掛ける「パティスリーフラワー」が製造した。

 味と並んで重要なパッケージは毎年学生から募ったデザインを採用しており、今年は天王寺舞楽の童舞「迦陵瀕」をモチーフにした2種類を選定。開祖・聖徳太子の命日にちなむ同寺最大行事「聖霊会(しょうりょうえ)舞楽大法要」で奉納される舞楽としても知られ、ひときわ目を引くパッケージとなっている。

 祈とうの護摩たきは、学力向上を願う人々の信仰があつい境内・元三大師堂(重要文化財)で執り行われ、学校法人四天王寺学園理事長で、同寺の瀧藤尊淳執事長が導師を務めた。堂内では、護摩壇で高く炎が燃え上がる中、オープンキャンパスなど学内イベントを企画・運営する学生運営委員会の学生が参列、瀧藤執事長から錫杖(しゃくじょう)の加持を受けた。委員長の小川和樹さん(20)=経営学科3年=は「去年のラスクも好評だったので、新しいクッキーにも大いに期待」と笑顔で話した。