きらめき万華鏡ワールド

　色と光が織りなす幻想的な空間が楽しめる「きらめき万華鏡ワールド」が、倉吉市鍛冶町１丁目の円形劇場くらよしフィギュアミュージアムで開かれている。普段は見ることのない大型万華鏡などが並び、来館者を不思議な世界にいざなっている。６月１６日まで。

　テーマは「体感しよう色と光のファンタジア」。全国の作家１７人が制作した万華鏡をはじめ、大型や体験型の万華鏡が楽しめる３コーナーで構成されている。

　大型のコーナーでは、光が無限に奥まで続く「ならく」や、４人が同時に楽しめる万華鏡などを設置。体験型は、自分の分身が現れる「手をつなごう」などがあり、万華鏡の中に入り込んだような世界に浸れる。

　どの作品も独創的で、多彩な映像世界を演出。映像がゆっくり変化していく、オイルを使用した珍しい万華鏡もある。米子市内から母親と訪れた亀沢花奈さん（９）は「見たことのないきれいな映像で感動した。自分でも作ってみたい」と笑顔を見せた。

　期間中の土、日曜、祝日は万華鏡作りのワークショップが開かれる。