【東京ウオッチ】楽しさ発見。“日本の美”と遊ぶ夏―「和のあかり×百段階段」開催

いまのTokyoをつかむイベント情報(12日~20日)

  •  夏の恒例企画「和のあかり×百段階段」に展示されている色鮮やかな正多面体の光の花=東京・目黒(提供写真)
  •  「和のあかり×ビアテラス」のテラス席に展示されている山口県柳井市の「金魚ちょうちん」=東京・目黒(提供写真)
  •  プラネタリウムドームの夜空に浮かぶ花火の映像演出=東京・有楽町(提供写真)
  •  喜多川歌麿の「画本虫撰」(部分)(二冊のうち下 天明8年〈1788〉 千葉市美術館 〈全期間展示〉※ただし場面替えあり)(提供写真)
  •  展示されている玩具「レトロ喫茶 ゼリー&かき氷マスコット」(トイズスピリッツ 2022年 (C)2018 TOYS SPIRITS CO.,LTD. All Rights Reserved.)(撮影:大橋愛)(提供写真)

 ◎今週の一推しイベント

 【12日(土)】

 ▽「和のあかり×百段階段2023~極彩色の百鬼夜行~」(~9月24日、目黒区・ホテル雅叙園東京、未就学児は入場無料)

 夏の恒例企画「和のあかり×百段階段」が、今年も新たなテーマで目黒のホテル雅叙園東京で開催されている。

 階段廊下がつなぐ七つの会場に現世から異世界へ迷い込むような光の空間を演出。一葉式いけ花家元の粕谷尚弘さん、照明作家の弦間康仁さんら伝統工芸や現代美術のアーティストたちと、埼玉、新潟、沖縄など各地の工房が制作したあかりアートを展開している。

 ペットボトルアーティストの本間ますみさんは、巨大な水晶や透明に輝く動植物を使用済みボトルで創作。大島エレク総業による色鮮やかな正多面体の光の花が、最上階の「頂上の間」に咲いている。

 「和のあかり×ビアテラス」も8月末まで園内に登場。テラス席には山口県柳井市の「金魚ちょうちん」を展示、生ビールやかき氷などの夏らしいメニューが味わえる。

 イベント企画担当の梶野桜さんは「さまざまなアートに触れてほしい。ペットボトルなどの作品からは環境問題を学べ、夏休みの自由研究にもなる」と話した。

 ○そのほかのお...

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