保護犬や保護猫を獣医師自らが管理して譲渡につなげる、「人と動物の未来センター・アミティエ」(倉吉市下福田)が、開設から10周年を迎えた。節目を記念したイベントが24日に同所で行われ、わんわん運動会などのイベントに多くの家族連れらが参加した。施設関係者は「今後も活動を継続したい」と気持ちを引き締め、県担当者は「最終目標は殺処分ゼロ」と今後を見据えた。
アミティエは2013年9月にオープン。14年には県と連携して、県動物愛護センターの機能を担う。健康診断や治療など、獣医師による保護管理が全国でも注目を集め、開設以来、犬の受け入れは254匹、譲渡は236匹、猫の受け入れは446匹、譲渡は411匹(9月19日現在)。