ふるさとの魅力を見学 地元住民らバスツアー

 江府町の地元の魅力を再認識するふるさとバスツアー「ブラチロル」が、同町の米沢地区であった。児童生徒や地元住民が地元の自然や文化、設備などについて理解を深めた。

 地元の児童生徒にふるさとへの理解や愛着を深めてもらおうと町教委が実施。奥大山江府学園の児童生徒や住民約40人が参加した。

 同町御机の奥大山古道を散策し、自然を楽しみながら町観光協会のガイドで古道の歴史的背景を学んだほか、旧下蚊屋分校では下蚊屋荒神神楽を見学して地元の文化に触れた。

 同町助沢の下蚊屋ダムでは、同ダム管理事務所の職員からダムの水が大山町まで流れていることや、農業用水や治水対策といったダムの役割について説明を聞いた後、管理設備を見学。最後はダムの内部に入り、地下約50メートルまで下りた後に約250段の階段を上って息を切らしていた。

 同学園5年の長尾優月さん(11)は「神楽が煙や火で迫力があって面白かった」と満喫。同5年の加藤恵美さん(11)は「ダムの中は下りるのが怖かったし、上るのは足が動かないくらい大変だった」と話した。

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