自分の世界を見つめて ピンクSL披露記念 鉄道写真家トーク催事 八頭

 若桜鉄道が保有する蒸気機関車(SL)をピンク色に塗装するイベントが4年ぶりに開かれ、22日には記念のトークイベントが八頭町富枝の八東体育文化センターで開かれた。鉄道写真家の中井精也さんが、鳥取県内などで撮影した鉄道写真を基に、上手な撮り方を説明した。

 中井さんは、全国各地で撮影した四季折々の鉄道写真のほか、山陰線、伯備線、因美線、若桜鉄道沿線など、県内で撮影した写真も紹介。写真を撮る際には「自分だけの世界を見つめることが大切」と話し、水面の反射を利用したり、人物を入れたりするなど、風景は、さまざまな切り取り方ができると説明した。

 ホリプロマネジャーで、ピンクSLの発案者の南田裕介さんや、鉄道好きのお笑い芸人らが撮影したピンクSL写真の講評も行われ、訪れた人が熱心に聞き入っていた。

 写真歴50年以上の、八頭町郡家の板倉一仁さん(64)は「プロの絵作りが勉強になった」と話した。

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