医薬品不足 県内でも コロナ流行やインフル拡大 風邪薬が顕著に

  • 医薬品の処方や調合処理をする薬剤師。現場は医薬品不足で悲鳴を上げる=1日、鳥取市片原3丁目の大村薬局

 全国的に医薬品の品薄状態が長期化する中、鳥取県内でもせき止めや解熱剤などが不足している。現在は県内全域にインフルエンザ警報が発令され、特に発熱や風邪の症状に処方する薬不足が顕著。復調の兆しも見えず、処方箋を扱う調剤薬局や医療機関は悲鳴を上げている。

 医薬品不足は2021年以降、複数のジェネリック医薬品メーカーによる製造不正が発覚したことで、幅広い種類の医薬品が出荷停止や出荷調整となり供給が滞る事態に陥った。さらにコロナの流行でせき止めや解熱剤などの需要が増え、不足状態が加速した。

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