鬼太郎とビックリマンがコラボ 水木ロード30周年記念事業でシール製作

 水木しげるロード30周年記念事業の一環で、境港市が菓子メーカーのロッテとタイアップし、水木さんの代表作「ゲゲゲの鬼太郎」と1980年代に大人気となった「ビックリマン」の昭和の二大キャラクターがコラボしたシールを製作した。3月1~31日、市内で買い物などをした人にプレゼントする。

 水木さんが生前暮らした東京都調布市で2022年4月に実施した水木作品とビックリマンのコラボが好評だったことなどから、ロッテが取り組む「ビックリマン地方創生プロジェクト」として企画された。

 シールは7・2センチ四方で、ビックリマンの主役キャラクターと鬼太郎、ねこ娘、ねずみ男をそれぞれデザインした3種類。市内の加盟店2店舗で各千円以上の買い物をした人や妖怪ガイドブックの購入者、市内の観光施設や水産物直売施設など2~3カ所でスタンプを押した人にJR境港駅前の市観光案内所でシールを贈り、周遊を促す。

 市役所で1日、記者発表があり、伊達憲太郎市長は「水木ロードがびっくりするほど大にぎわいになることを期待している」と述べ、ロッテの本原正明焼き菓子企画課長は「境港にビックリマンと鬼太郎のファンが集まり、地域の魅力を感じてもらえれば」と期待。境港観光協会の結城豊弘会長は「人気キャラクター同士が手を組む地方創生の新しい形」と話した。

 市は水木ロードが開設30周年を迎えた昨年7月から記念事業を実施。第5弾の今回が最後となる。

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