男女とも混戦模様 鳥取マラソン2024 あす号砲

男子・大崎(鳥取育英高出、中電工(高山(MORE)ら 女子・岡(タカヤマラソンRC)池亀(住電RC)ら

 鳥取マラソン2024(鳥取県、鳥取市、鳥取陸上競技協会、新日本海新聞社主催)は17日、鳥取市の鳥取砂丘オアシス広場「海潮音の森」付近からヤマタスポーツパーク陸上競技場までの42・195キロで行われる。登録男子は鳥取育英高出身の大崎翔也(中電工)、前回大会優勝の高山直哉(MORE)ら実力者がひしめく。同女子は岡小百合(タカヤマラソンRC)や池亀綾実(住電RC)らによる混戦が予想される。

 大崎は大東大時代は箱根駅伝に出場し、全日本実業団対抗駅伝などでも活躍した。2019年別府大分マラソンで2時間10分48秒を記録して10位となった。現役は退いたが23年の姫路マラソンで2位に入った実績もある。初の鳥取マラソンに向けて調整に余念がない。

 高山も神奈川大時代に箱根駅伝を経験。19年の前回大会は初マラソンながらスタート直後から抜け出し、終始独走状態で優勝を飾った。23年の岡山マラソンでも2時間22分56秒をマーク。5年越しの「連覇」が期待される。

 河北竜治(宮崎陸協)の自己ベスト2時間16分33秒は、登録男子では大崎に次ぐタイムだ。22年の青島太平洋マラソンは2時間19分51秒の大会新記録で優勝。初の因幡路でどんな走りを見せるか。

 前回4位の池本大介(境港市陸協)は2時間25分を目標とする。カテゴリーを登録から一般に変えてエントリーした同3位の居川凌(鳥取県庁)は2時間27分台を目指す。最後まで熱走が期待できそうだ。

 女子の岡は大体大時代の11年に日本学生対校選手権1万メートルで1位となり、12年の全国都道府県対抗駅伝では大阪代表として優勝に貢献した。自己ベストの2時間51分10秒は登録女子2位の記録だ。

 同女子のトップは池亀の2時間49分53秒だ。前回大会2位の岩田みどり(鳥取マスターズ)や同3位の森桐子(Teamムカパラ)らとの熱戦が期待される。

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