「日本海新聞ふるさと大賞2023」の江府町の部表彰式が15日、同町役場で開かれ、地域貢献賞1団体とスポーツ文化功労賞1人が表彰された。
地域貢献賞を受賞したのは「池の内常磐会」(木山洋志代表、36人)。地域の安全を守るため、初期消火訓練など防災に関するさまざまな活動を継続してきた。その活動が認められ、2023年に防災功労者防災担当大臣表彰を受賞した。
スポーツ文化功労賞には金沢純さん(45)=米子市尾高=が選ばれた。22年4月に同町江尾にサイクルショップを開業する傍ら、トライアスロン大会で活躍。本年度は「第41回全日本トライアスロン皆生大会」男子45~49歳の部で優勝。フィンランドで開催された「2023アイアンマン70・3世界選手権大会」にも出場し、完走した。
表彰式には白石祐治町長や日本海新聞西部郡店会の久古雅彦会長らが出席。白石町長が「常磐会の皆さんは防災だけでなく地域の活動にも取り組んできた伝統ある団体。金沢さんは町に来られて間もないが存在感は大きい。町にこういう素晴らしい人たちがいるのは誇り」と祝辞を贈った。
受賞者を代表して木山代表が「これからも活動を続け地域の振興に努力していきたい」と謝辞を述べた。