【東京ウオッチ】出かけよう、最先端と日常が共存する街へ―渋谷でアジアの路上ファッション発見

いまのTokyoをつかむイベント情報(30日~4月7日)

  •  台湾ブランド「8bit.t.d」の2024年初春のストリートカジュアル(提供写真)
  •  呉美☆(王ヘンに其)「パンドーラーの箱―ドラゴンフルーツ」(提供写真)
  •  イタリアのファッションブランド「フェンディ」の伝統的な技法「セレリア」に着目した期間限定ストアのイメージ図(提供写真)
  •  「もしも食堂」の大感謝祭イベントで提供される小鉢料理(提供写真)
  •  一夜限りのイベント「粋―Night」でDJブースに立つ沖野修也さん=2022年11月、東京・八芳園(提供写真)

 ◎「渋谷半世紀」 Shibuyaカルチャー最前線

 【30日(土)】

 ▽POPUP「8bit.t.d」(~4月23日、渋谷パルコ)

 台湾の現代芸術とサブカルチャーのつながりから発想されたテキスタイルを制作する台湾ブランド「8bit.t.d」のポップアップが、渋谷で展開中だ。

 同ブランドは各分野のクリエーターと協力し、ニットの技法で異なる文化やアートを模写した独自のファッションを創造。街の風景を観察しデザインに反映させている。

 今回は台湾のビジュアルアーティスト呉美☆(王ヘンに其)さんとの企画で2024年初春のストリートカジュアルを披露。呉さんによる大型アートタペストリー「パンドーラーの箱」シリーズの二つのコラージュ作品―鮮やかな「ドラゴンフルーツ」、影の中に赤いトマトなどが浮かび上がる「赤と青」が初登場。作品の延長にあるフード付きセットアップやチャイナカラーのドレスなどをそろえた。

 イベント会場がある渋谷パルコ4階はアートをテーマにしている。店長の平松有吾さんは、台湾などのアジアの国・地域と日本で近年のカルチャーシーンのトレンドには類似性があると話す。「サブカルチャーから個性的で面白い...

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