巨匠のツバキ興味深く 匠たちのTSUBAKI・椿・つばき 倉吉博物館館内カキツバタも見頃

 倉吉市制70周年を記念して倉吉博物館(同市仲ノ町)で開催されている特別展「匠たちのTSUBAKI・椿・つばき」は4日、閉幕までに作品を一目見ようと愛好者が訪れた。館内のカキツバタも見頃を迎え、美術作品のツバキとともに花が楽しめる。会期は6日まで。

 同展は、あいおいニッセイ同和損害保険所蔵の岸田劉生や尾形光琳など、各分野の巨匠による絵画や器など約70点が展示されている。県内外から訪れるリピーターもおり、北栄町西園の秋山峰子さん(80)は「知人から勧められて来たが、見るもの全てが良かった」と笑顔だった。

 中庭では、第119代光格天皇命名のカキツバタ「折鶴(おりづる)」が見頃を迎えている。光格天皇の生母、大江磐代君(おおえいわしろぎみ)は倉吉市に生家があったとされ、カキツバタは滋賀県から株分けされていた。根鈴輝雄館長は「紙で折られた折り鶴のようなかわいらしい花。この機会に見に来て」と呼びかけている。

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