「担い手の確保が求められます」「人材の確保対策が喫緊の課題です」-。4月15日、鳥取県庁で開かれた「安心して住み続けられるふるさとづくり対策」のキックオフ会議では、地域交通や教育環境など7項目にわたって現状と課題、対策が確認され、各部局からは「人材不足」という共通の課題認識が示された。
子育て・教育人材もそのうちの一つだ。このキックオフ会議の翌日、平井伸治知事は、保育人材確保に向けて、幼児教育保育学科がある鳥取短期大学などと学生獲得強化について検討。5月1日には教員養成機能の拡充を模索して鳥取大などと協議を開始した。