岡山市在住の難波亨さんによる写真展「釣旅」が、倉吉市宮川町のコミュニティプラザ百花堂で開かれている。国内外を旅して各地で釣り上げた魚や風景、自身の姿を収めた写真9点が展示され、釣りの醍醐味(だいごみ)とともに自然の美しさを伝えている。28日まで。
釣りと旅が好きで、“釣り旅人”と称する難波さんは「まだ見ぬ美しい魚との出会いを求めて」と2017年から本格的に釣行を開始。湖などで釣った魚と自分を現地ガイドに撮影してもらい、A1判の写真パネルにして残してきた。
写真は、モノクロを基本に魚だけをカラーで仕上げているのが特徴。これまでに25点が出来上がり、昨年から京都市を皮切りに、広島や岡山県のギャラリーなどで写真展を開いている。
今展は、米国やカナダ、モンゴルなど4カ国と北海道で撮った写真を展示。米ネバダ州の湖で釣ったマスの仲間は、この湖でしか生息していない魚で貴重な一枚となっている。難波さんは「美しい魚と背景の大自然を楽しんで」と話した。