とっとりお城探訪(11) 打吹城(倉吉市)

伯耆山名氏累代の居城

 倉吉市の旧市街地の南には標高204メートルの打吹山がそびえます。倉吉のシンボルであり、羽衣伝説も伝わるこの山に城を築いたのは伯耆守護山名時氏(ときうじ)の嫡子師義(もろよし)で、延文年間(1356~1360年)のことと伝わっています。当時、山名一門は山陰を中心に勢力を拡大し、一時全国66カ国のうち11カ国を領したため「六分一殿」と呼ばれるほど隆盛を誇りました。

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