牛骨ラーメンを全国にアピール 米子北斗高生徒ら新メニュー開発

 

 鳥取県発祥で、石破茂首相も絶賛する「牛骨ラーメン」を全国にアピールしようと、米子北斗高(米子市夜見町)とごっつお神楽グループ(本店・米子市)、JU米子高島屋(米子市角盤町1丁目)が、新メニューを開発した。同市内で16日、候補の3種類から商品化するラーメンを決める試食審査会が開かれ、牛骨だしと白バラ牛乳を組み合わせたスープが特徴の「ぎゅうぎゅうラーメン」が選ばれた。2月中の販売開始を目指す。

 同校の探究学習の一環で、昨年12月に開発を開始。1年39人が6グループに分かれアイデアを考え、校内審査を経た3案が審査会で提案された。JU米子高島屋の森紳二郎社長や、県議会ラーメン議連会長の野坂道明県議ら11人が審査員として参加した。

 1人1票の審査で10票を集めたぎゅうぎゅうラーメンは、牛骨だしのスープと牛乳を7対3の割合で組み合わせてマイルドに仕上げ、大山どりや白ネギなど県産品を添えた。塩味を効かせたクリームのような質感の白湯スープのラーメンや、大山をイメージして野菜を山盛りにしたラーメンも提案された。

 ぎゅうぎゅうラーメンを開発したグループのリーダーの矢木正さん(16)は「牛骨スープと牛乳の比率、ネギの組み合わせを試作した。自分たちのメニューが店に並ぶのはわくわくする」と話した。

 鳥取、島根両県のごっつおラーメングループ15店と、JU米子高島屋の店頭、オンラインでの販売を予定している。

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