伝統工芸品の魅力体感 弓浜絣など200点超が出品 県美ギャラリー

 鳥取県立美術館(倉吉市駄経寺町2丁目)の県民ギャラリーで18日、県伝統工芸品半世紀展「ようこそ、ようこそ50年、これからも」(県、県伝統工芸士会主催)が開幕した。鳥取県で育まれた多彩な伝統工芸品が一堂に会し、訪れた人に鳥取の文化や手仕事の魅力を伝えている。5月10日まで。

 同展は、因州和紙と弓浜絣(がすり)が国指定伝統的工芸品となって50周年、県独自の伝統工芸品制度創設から40周年を迎えることから開催。今展には日用品から高度な技法の秀作まで、30品目計200点以上が出品されている。

 会場には、弓浜絣の着物や布団をはじめ、因州和紙の張り子や版画、傘などが展示されている。また、因州和紙と東京芸術大のコラボ作品、県内窯元の陶芸作品、郷土玩具、竹製品、木製品、倉吉絣の着物なども並ぶ。

 同会の中森清会長は「県の伝統工芸品を知ってもらい、盛り上げるきっかけになれば」と来場を呼びかけている。期間中、陶芸体験や列品解説も予定されている。

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