米子市美術館で開催中の「さくらももこ展」(米子市、新日本海新聞社など主催、山陰酸素グループ会場特別協賛)が2日、開幕からの来場者数が1万人に達し、節目の入場者に記念品が贈られた。
1万人目は兵庫県姫路市のパート、村岡なおみさん(55)と息子の史隆さん(28)で、市文化財団の杉原弘一郎理事長からカラー原画を収録したさくらももこ展公式図録を受け取った。
村岡さんは同展のために来県したといい、「東京であった展覧会を見に行った友人から『よかった』と聞いており、行きたいと思っていた。ちびまるこちゃんをテレビで見て育ったので、作品を見るのが楽しみ」と期待した。
同展は漫画家・エッセイストさくらももこさんの魅力に迫る展覧会で、さくらさんの足跡をたどるカラー原画や直筆原稿など約300点を鑑賞できる。26日まで。(木村朋花)