鳥取市民納涼花火 8月15日、4年ぶり開催 資金募るCF実施

 鳥取しゃんしゃん祭振興会(会長・深沢義彦鳥取市長)と新日本海新聞社は29日までに、今夏の鳥取市民納涼花火大会を開催することを決めた。新型コロナウイルス感染症の影響で2020年から中止しており、実施は4年ぶり。運営資金の一部をクラウドファンディング(CF)で募る。(6月30日19面に関連記事)

 同花火大会は、鳥取の夏の夜を彩る風物詩として親しまれ、例年10万人が来場する。70回目の今夏は、鳥取しゃんしゃん祭最終日の8月15日午後8時から、千代河原市民スポーツ広場で最大5号玉の花火約5千発を打ち上げる。招待席を設置せず、ステージイベントは行わない。

 コロナ禍明けの花火大会は全国で人件費、資材の高騰の影響を受け、運営が困難になっている。鳥取大会は市民から支援を募ることで「市民がつくる花火大会」を目指す。

 CFは山陰合同銀行など3社が行う地域密着型サービス「とり★ドリ」を活用して行う。目標額は100万円。

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