きょうまで「みんなの花展」 いけばな小原流

初夏彩る花々体験コーナーも  ○倉吉支部

初夏を感じさせる色鮮やかな作品が並ぶ会場

 いけばな小原流倉吉支部(平野弘子支部長)の「花の輪・人の輪-みんなの花展」が18日、倉吉市のエースパック未来中心で始まった。色彩豊かな生け花が並び、来場者の心を癒やしている。19日まで。

 同支部の創立45周年を記念した今展には、20~80代の会員35人が出品。カキツバタやハナショウブ、ヒマワリといった季節の花材を使い、生け花で初夏を演出した。琳派絵画の世界を花で表現する小原流独特の作品も展示されている。

 平野支部長は「今後も発表の場を設けたい。体験コーナーもあるので、気軽に来場してもらいたい」と呼びかけた。

和洋の花調和し琳派絵画を表現 ○米子支部

季節の花を使った作品が並ぶ会場

 いけばな小原流米子支部(野口豊美支部長)による「花の輪・人の輪―みんなの花展」が18日、米子市西福原2丁目の米子天満屋で始まり、季節の花で彩られた作品が来場者を楽しませている。19日まで。

 今展では会員21人が手がけた21点を出品。初夏を彩るアジサイやハナショウブ、ユリ、ダリア、デルフィニウムなどを組み合わせ、みずみずしく華やかな空間を演出した。各作品では和洋の花を調和させ、琳派絵画の世界観や素朴な山景色などを表現しており、一人一人の感性が光る。

 来場者らは伝統的な作品からモダンな作品までじっくりと鑑賞していた。野口支部長は「皆さまに小原流の美を見ていただければ」と話した。

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