台湾・台中市石岡区と交流促進協定を結ぶ三朝町の小中学校で、台湾料理の給食が登場した。台湾の郷土料理や台湾産のパイナップルを使ったデザートなどが振る舞われ、子どもたちは口いっぱいにほおばっていた。
同町では、子どもたちに食を通じて台湾への親しみを感じてもらおうと年に数回、特別献立を実施。4月30日の給食には、台湾の国民食であるビーフンを使ったスープやパイナップル入りのフルーツポンチ、ルーロー飯を用意し、三朝小と三朝中に約450食を提供した。
同区の土牛国民小と交流する三朝小では、児童らが「全部おいしい」と勢いよく食べ進め、あっという間に完食。おかわりもした3年の岩崎文哉さん(8)は「パイナップルが甘くておいしかった。早く台湾の人たちと交流したい」と満足そうに話した。